丹羽哲郎さんの役名が銭村てのが凄い😆

15年もアメリカにいて帰国して昔の女に言いよる主役の無理さを感じる😅

全体的に薄っぺらいストーリーだ。

ただ天知茂さんの死にっぷりは最高だ！

任侠映画に傾倒し始めている時期の東映でつくられたギャングものなんだけど、脚本家が複数人クレジットされている東映映画はだいたいダメというお約束通り、話には無理があって没頭できない。
ただ、ニンニクかじってるボディガードや、夕日のオートレース場のシーンなどなど、こだわった細部が光ってるので最後まで楽しめる。友だちとツッコミ入れながら、わいわい見る分には申し分なし。
その後、長い付き合いになる俳優たちが総出演しており顔ぶれが豪華。もしかして、お正月映画と思ったけど、公開は1965.06.13で同時上映が梅宮辰夫主演の「いろ 」だった。
ダートコースだった頃のオートレースがフィルムに残ってるのはなにげに貴重かも。しかも主観視点の撮影まで！
けっこうな確率で思うことだけど、ほんとに鶴田浩二は縁起が下手だよね。序盤に幼馴染と再会するくだりがあるんだけど、丹波哲郎はそれを表情だけで見せてくるのに対して、鶴田浩二はひどい演技で、これをカットバックで見せてやるなよと変な心配をしてしまった。
「暴力団(1963)」と同じく、「汚れた顔の天使（1938）」が下敷きになっているんだとしたら、その変化っぷりはよかったし、ラストを討ち入りにしなかったのもよかった。
飛行機予約したのに、港にいくラストが変だけど、まあ意図はわかるからいいんだけどね。

兄貴分の罪を被り米国に逃亡していた男が15年ぶりに帰国し…

下剋上モノかと思いきや、実の兄弟以上の絆を見せてくる鶴田浩二と丹波哲郎の佇まいに唸る。

緑魔子には各作品で下着見せノルマがあるのだろうか笑
魔子の彼氏役で荒木一郎が1シーンのみ出演。

生ニンニクを齧り続ける用心棒・待田京介が胃を悪くしてないか心配。

潮健児は毎度オイシイ脇役だなぁ。