アランスミシー

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のアランスミシーのレビュー・感想・評価

3.4
旧作でのなぜ人間が猿に支配されていたのか…?という疑問を解消する。

 研究者のウィルが作り出した新薬ALZ113(アルツハイマー治療薬で、父親での人体実験を元に改良した薬)は猿の知能を飛躍的に高めるもので、それを投与されたチンパンジーのシーザーは手話を覚え、人語を理解し、子供向けのパズルも容易に解くようになる。

しかし、ある日ウィルの父、チャールズを守る為に人間を襲ってしまったシーザーは劣悪な保護施設に収監されることになる。

そこでの過酷な暮らしによって人間への不信感を募らせ、迎えに来たウィルも拒絶してしまう。       その一方で、施設ではオランウータンのモーリスやゴリラのバック、他のチンパンジーを懐柔し、群れのリーダーとなる。

最終的に施設から逃亡し、森へと逃げ込んだシーザー達は、チンパンジーだけの楽園を作り始める。

人間界では新薬を作る過程で生まれた猿由来のウイルスが徐々に拡散していくところで終わる。

多少の粗があるところと、やや駆け足な展開が気にならないなら、普通に楽しめる作品。
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