春花とおく

猿の惑星:創世記(ジェネシス)の春花とおくのレビュー・感想・評価

3.8
猿の惑星シリーズ、物語としては初めにあたる作品。いつか観た気はするが、嫌いじゃない。(むしろ好き)ワイルドで、野性的な知的さ感じるアクションやシーザーらの見せる愛嬌、人と猿の友情など見所は多い。

小さな点だが、途中シーザーが叫ぶ。「ノー!!」と。これは人間に対する反抗の表明ではあるのだが、同時に、「(I)know!」と叫んでいる意味も込められているような気がしてならない。だとすれば、彼(ら)が知っているのは何か。この世界の行先か。人間の愚かさか。猿たちの限界か。いずれにしても、先が気になるものだ。
春花とおく

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