公開前にたまたま知り、役者や演劇界隈の著名人の絶賛コメントが寄せられていたため気になっていた。
他のレビューで見かけた表現に納得→ストーリーのあるミュージックビデオ。またはミュージックビデオを映画化した作品。
そう思ったら納得。ストーリーや人物設定は荒削り過ぎるので深掘りはやめよう。
とは言え、自分の好きな写真家 佐内正史が撮影を務めたのが観たかった理由の一つ。森山未來と瑛太の元ウォーターボーイズコンビのクセ強かつテクニカルな演技は見ものだった。小泉今日子は…あぁ好きそうだな、彼女が出演したそうなやつだなぁ…なんて勝手に腑に落ちたところ。スクリーンの中に見る瑛太はなんだかオーラが増してるな。
自分が邦画好きの大学時代に見たのなら「めちゃアツい作品現れた!!」と高鳴っただろうなぁ…。映画にこの手のモノは今は全く求めて無い自分に気付いたりする。
それより何より3,500人からオーディションで選ばれた主人公、富田健太郎の柔らかで伸びやかな感じ、とても良かったなぁ。。。彼にとって不動の0地点的作品になるに違いない。飛躍を願う。