ヴィオレ

ブレードランナー ファイナル・カットのヴィオレのレビュー・感想・評価

5.0
SF映画の最高峰

2000年代にもなっていない時代にここまで
先進的であり、独創的な物語を描くことができたのは本当にすごいと思う。
ストーリーは少しテンポが停滞したりする所もあるにはあるが、それを補えるほどの映像と俳優たちの演技
特にハリソンフォードの演技は素晴らしい。
どこか落ちぶれていながら捜査官としての勘は廃れていない、絶妙なバランスを一つ一つの所作から伺うことができた

ロイの最後の独白がとても好き。音楽、映像
写し方など全てが相まってあのシーンを
素晴らしくしている。
当時は最先端すぎて泣かず飛ばずだったが、
後年多くのバージョンが発掘されているのも
本作を「カルト映画」とする所以だろう
ヴィオレ

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