オプティマス

最後の決闘裁判のオプティマスのネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

3つの証言(ストーリー)か交差する真実の物語。特徴なのは証言であり各キャラの焦点が重要です。同じ時系列でも各キャラによって解釈が異なります。よくあることですが我々も都合の良いように解釈することがあります。殆どが「自分の為」が多いのではないでしょうか?
同じ物語ですが若干セリフなどの描写が変わります。主人公のマルグリットはカルージュとの関係は良好に見え、一方ルグリによりレイプされたことも満更でもないように描かれています。証言なのでカルージュとルグリは「自分の為」に解釈していることが分かります。
3つ目の真実の証言、マルグリット焦点ではカルージュとの関係は上手くいかず、ルグリに犯された精神的ダメージは強いです。最後を見ても結局は地獄を辿っているかのようです。
ここまでくるとカルージュとルグリの以前の友情も怪しく見えます。実は裏ではお互いを引きずり落とそうと考えていたのかもしれませんね。