絶頂に達しないと受胎しないからレイプで子供ができるはずがないとか、正しい主張をする者に神のご加護があるから決闘で勝った方の主張が正しいとか、んなわけあるかいすぎて、当時の人も「んなわけあるかい」と心のどこかでは思ってるけどスペクタクルとして消費しちゃお⭐︎とか考えてたんじゃないか?と邪推してしまう。中世は暗黒時代とか呼ばれたりするけど、当時の史料を読めばその時代の人が馬鹿じゃないってことくらい分かるし。時代が下れば下るほど知の蓄積は増えるけど、ひとりの人間が経験としてそれを蓄えるわけではなく世代を超えた資産でしかない。その当時と今とで個々の人間の差はないはずだから、生まれ落ちた環境の違いが大きいんだろうな。今正しさをはかるのに絶対的立ち位置にいるように思われる科学も、私たちが中世の神を中心に据えた価値観を見てんなわけあるかいと感じるのと同じように、昔はこんなトンデモ価値観でしたって結論づけられる未来もなくはない。
中世史が1番好きだけど、時代区分長すぎてずるいか。