りょーこ

カード・カウンターのりょーこのレビュー・感想・評価

カード・カウンター(2021年製作の映画)
4.0
カードカウンターがカードをカウントする話ではなくカードカウンターになった過去の許す許されるを抱えつつカードカウンターとして出来る道を行くスリラー少しロードムービー

初めてオスカー・アイザックを格好良いと思えたw

いや格好良いキャラではないのだろうけど、滅茶苦茶好みだった!!

最近のポール・シュレイダー作品はいまいちだったので久々満足☆

シーツで覆われた家具、死んだ目の主人公、たまに挿入される息づかい、BGM、そしてポーカーをプレイするシーンなど、全てが渋くてイイですねぇ~

ちびちび飲んでるお酒が気になって調べたんだけど、いまいち分からず。
Woodford reserve なのかなぁ?



刑務所でカード・カウンティングを習得、出所するも目立たずチマチマと稼いで居場所も転々としている男(オスカー・アイザック)。

ある日、尋問コンサルタントのジョン・ゴード少佐(ウィレム・デフォー)の講演で、見知らぬ青年に声をかけられる。

カーク(タイ・シェリダン)と名乗ったその青年は、男の過去を知っており、同じく父親が酷い目に遭って自殺したとして、その発端となった少佐を拷問して殺そうと持ち掛けてくるのだが……



タイ・シェリダン、ゴツいバリー・コーガンみたいになってきたなw

オールバックで黒スーツなオスカー・アイザックが滅茶苦茶格好良い~
髪の毛乱れたとこもまたヨシ(*´艸`)

何考えてるのか微塵も分からん死んだ目は、まさにポーカー向きね♪

そんなスマートな世界観に、突如出現するアブグレイブ刑務所での事件。。。

魚眼レンズみたいなのでぐわんぐわん進むカメラワークが、恐ろしいやら気持ち悪いやら本当に嫌らしかった。

そりゃあ目も心も死ぬわ。

見せないラストや停止画像でないエンドロールも良き☆

まあ個人的にはじっくり観たかったところだけれどww
りょーこ

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