水辺の君に

カード・カウンターの水辺の君にのレビュー・感想・評価

カード・カウンター(2021年製作の映画)
-
前情報なしで鑑賞したんですがよかった。
シブさ溢れるわりに無機質で狂気をはらむ主人公が自身の過去と向き合い贖罪していくという男なら憧れる設定。もうポール・シュレイダー節が全開すぎる。予備知識なんていらないw良くも悪くも変わらない=ブレない人だなぁ。
あと、タイトル通りというよりブラックジャックもテキサスホールデムポーカーも手段として序盤にあるだけであんまタイトル関係なかったな・・・と思いきや、過去に向き合わずギャンブルで生活している現在が無味乾燥で非動的な地獄の様な永遠で、その状態としてのタイトルであれば納得。それらを体現するオスカー・アイザックはとにかくカッコイイ。それだけでも観る価値ありましたw
水辺の君に

水辺の君に