羊飼い夫婦のもとにもたらされた、羊ではない「何か」。
これ、どういうジャンルで括ればいいんだろう。ミステリーというほど謎は無いし、ホラーというほどの恐怖感も無い。人はほとんど死なないし、ただただラストまでずっと嫌〜な不気味さが満載な映画だった。
アダの異質さを分かった上で受け入れ、幸せを感じているイングヴァル&マリア夫婦の狂気も凄まじいし、それに絆されて「いい叔父さん」になっちゃうペートゥルにはちょっと笑った。
気になったのは、みんな『自分の右手』でアダと手を繋いでいたこと。幸せで今の暮らしを壊したくないとはいえ、無意識に『アダの右手』の異質さを避けてたのかな?とか思ったり🤔
因果応報、羊頭狗肉、字幕無用。