このレビューはネタバレを含みます
あらすじや予告編を全く見ずに視聴。
冒頭37分まで なにを見ているのか分からなかった。
羊飼いの夫婦が何かを作るために過ごしている。「もうすぐソレができたら 過去に戻れる？」などと...。よくわからない。
ある時から羊の赤ん坊をまるで人間の赤ちゃんみたいに家の中で育て始める。なんでこの羊だけ？ん？ 哺乳瓶でミルクをあげたり ベビーベッドで寝かせたり 子守唄を歌ったり。
その羊の赤ん坊がある時家から居なくなり 2人は懸命に探す。ようやく見つけ、裸で草原に居るのを確認し、そっと持ち上げる。ちょうど映画が始まって37分くらい。なんと下半身が人間の赤ちゃんという事実が判明した！
突然 第3章 のテロップがはいり、
愛する娘 アダ ここに眠る。と書かれた墓で祈る母の様子が映される。しかしアダは死んでいない。よく分からない。
物語終盤 殺したはずの母羊が半獣姿でやってき、夫を銃殺してアダは連れ去らてしまう。
結局アダはどこから来たのか 元々半獣の生き物だったのか 夫婦はなにが目的だったのか 本当によく分からないところが多すぎてなんとも言えない作品だった。
でも逆に FIXカメラが多かったりセリフがかなり少なかったり、ずっと不穏な空気で これから何が怒るのかと気になってしまって見入れる映像美だった。
