このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞
身勝手な人間のエゴが大爆発映画でした。
冒頭の視線、倒れる羊、アダの瞳に映る羊男。
ラストで一つの線が繋がる構成でなかなか面白かったです。
ただ細かい部分を汲み取るのはかなり難解。
因果応報、目には目を、こうゆう大きなテーマは汲み取れるし性的な描写も多々あるからこのあたりも汲み取りやすいんだけど、細かい部分を補えない。
さらに羊男のビジュやアダのビジュがどう見ても悪魔とか神話系絡めてないかこれ?と疑問に思ってたからそそくさ考察見ましたわ。
というか考察ありきな作品です。
まぁなんというか
感じ取れ!感覚で!って意図の作品ですね。
ただラストはちょっと雑な気がする。
もうちょっと分かりやすくすればいいのに勿体無いって印象を受けたかな。分かりやすくしたほうがあのマリアの身勝手さをもっと膨張できたんじゃないかなと思います。
とにかく弟のいい感じのクズっぽさがバランスを取るのにいいスパイスになった、そんな映画でした。