ゆりこす

LAMB/ラムのゆりこすのネタバレレビュー・内容・結末

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

良かった!!!
前提で私がアイスランド好きなので、それだけで星3入ってますそこからの加点制です何卒。
なんでもないシーンが多い。飽きない。最高。

序盤のここでの暮らしが退屈な印象とか、セリフもないのに表情と長回しのカットでうまく伝えてくれてる。
アダがいなかったら1日もいたくないってなりそう。過去に戻りたいってセリフからも伝わる。この生活が幸せなのは旦那だけだった。

前半は美しい狂気。
後半は人の罪。

獣姦ではない。神のような何か。夫の不貞ではないことが奥さんには最初から伝わってて映画的にもノイズがなくてありがたい。
唯一の視聴者視点のペートゥルはそこにも一瞬触れてくれてそれもありがたい。

ラスト…アダが幸せに生きてたことと、母親の殺害者は裁きには影響ないんすね…惜しい人を亡くした…

もしかして最後の何かに気づいた感じの表情と「なんとかなる」の言葉、序盤の時間旅行が伏線だったりします…??
ここが唐突なSF設定で引っかかったので


そしてここからはアイスランド好き視点なんですが、
あんな原っぱにバス止まるんだ!!!!!!(そこ?)

あとスタッフロールのTonlist(音楽)、元mumのクリスティンが2曲も作って歌ってる!
アウスゲイルは別のアウスゲイルさんでした
もっかい観よ