現在と過去を交錯させながら、連続列車殺人事件の謎を描くトレインミステリー。陰影が際立つ美しいモノクロ映像が1940年代のフィルムノワールを彷彿とさせるロシア映画。哲学的なせりふと鏡越しのショットは物語をより不穏なものにする効果を醸し出す。
伯父の屋敷を処分するため列車に乗り込んだ私立探偵のルスラン。そこでピアニストのエリナと脚本家のアリーナと同じ客室に乗りあわせる。アリーナは世間を騒がせている連続列車殺人犯の「果物屋」を脚本に盛り込もうと、ルスランらに取材を始めるが…。
★2018年ロサンゼルス映画祭
俳優賞(ラシード・アイトゥガノフ)
Best Film Noir
★2018年ラスクルーセス国際映画祭
撮影賞
★2018年Movie Nisville Summit
作品賞
★2019年IndieFEST映画祭
主演俳優賞(ラシード・アイトゥガノフ)
★2019年Highway 61映画祭
First Place【ドラマ長編部門】