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エレクション 黒社会の8gのネタバレレビュー・内容・結末

エレクション 黒社会(2005年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

和連勝会の会長の座をめぐって、冷静なロクと粗野なディーの2勢力が、会長の象徴である龍の杖を奪い合う。
杖を奪い合ってた人たちが、結局みんなロクのために動いてた、っていう流れ。何なんだ。
なんとなく北野映画を連想する洗練さ。一回も銃が出てこなかったのが良い。

ロクとディーが和解するくだり良かった。車の中で目を合わせる暗黙の了解のあと、仲間たちが追いつくと2人はもういない。この演出オシャレすぎる。
最後の殺人のシーンでサル山のショットが挿入されるのはかなり皮肉だった。黒社会のボスなんて結局お山の大将ってことかも。
ジミー(ルイス・クー)の思わせぶりな立ち振る舞いは次作へのフリなのかな?

ロク(サイモン・ヤム)はナイツ塙に、ディー(レオン・カーフェイ)はランジャタイ国崎に見えてしょうがなかった。浅草かここは。
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