全体的に静かでゆっくりと話がすすんでいくので、激しくてスピード感のあるSFを求めている人にとっては退屈な映画になります。1時間50分もなくても話がコンパクトにまとまるのではないかと思いました。
主人公は物静かでほとんどしゃべりません。ストレスさえ感じるほど表情でみせる演技です。それがミステリアスでいい雰囲気を出しているという見方もできます。
宇宙から植物が侵略してくるというのは新しい感覚で見れました。そこはほかのSFにない部分もあったので見どころではあります。中国映画のリスタートアースと合わせればちょうどいいかもしれません。
ラストに近づくにつれて主人公のプロフィールが解明されてストーリーとつながっていく展開は良かったです。