ヨスミ

オアシス:ネブワース1996のヨスミのレビュー・感想・評価

オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)
3.0
もうスクリーンを見続けるの辛い…!と乾き切った私にとって、突然出てきたストーンローゼズはまさに砂漠の中のオアシスでありました。

労働階級の若者が短期間で売れて、2日で25万人の集客をしました(完)と言った感じ。

冒頭にロックのかけらもない貴族のおじさん(オアシスと懇意らしい)が「すごい人集まったねえ」みたいなことを言って、なんやこの映画?ってなった。貴族ってなんや?!

ドキュメンタリーなのに過去の再現シーン入れまくりでげんなり。
ずっとライブシーンなんだけど、リアムのアップ→悪ノリする客→バンドメンバー→リアムのアップの繰り返しで苦行を受けているようだった。

(売れっ子だけど25万人の若者と同じ労働階級だから、俺らの気持ちをわかってくれる。目線も一緒だから群衆の中の自分を覚えてくれていてタンバリンをくれたリアム!最高)ってことなんだけど、タンバリンもって帰る再現シーンでやっぱりゲンナリした。
その会場にいた人の現在のインタビュー映像とかが見たいのよ。25年前にもぎられたボロボロのチケットを手に語るおじいさんとかが見たかったのよ!そういうのが一つもない。アンビリーバボーレベルの再現映像ばかり。なんだこれ!?

映画館の前の席の男性が大声で話し出して、手を振り上げる始末。オアシスを好きになりたくて見に行ったのに!
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