続編もめちゃくちゃ面白かったです。インパクトは1作目には叶いませんが、後半の戦いは続編のほうが面白いと思います。大阪・京都・神戸に滋賀がどうやって立ち向かうのか！？そして、その戦いに埼玉がどう絡んでくるのか！？脚本が練りに練られてて感心します。相当な取材の賜物と思います。
また、ディスり方も『ここまではネタにして大丈夫』『これはシャレにならない』ときちんと線引きしているそうです。私は生まれも育ちも埼玉県民なのですが全く不快になりませんでした。滋賀も同じなんじゃないかな？と思います。むしろ滋賀県の方は後半の展開は泣けてしまうのでは？とさえ思ってしまいます。
前作は原作があるのでキャラクターに寄せたキャスティングでしたが、今作は完全オリジナルなので出身地にちなんだキャスティングになっているのも功を奏しています。特に滋賀県のくっきー、堀田真由、高橋メアリージュン、大阪出身の片岡愛之助なんかめちゃくちゃ生き生きしていました。また東京出身なのに滋賀解放戦線リーダーを演じた杏さんも素晴らしかったです。
映画が終わった後の埼玉の劇場はみんなワイワイしていて凄い熱気でした。この感覚は埼玉で暮らしたことのある人でないと分からないと思う。なので点数が低い人の気持ちも分かる。
私は今は埼玉に住んでいませんがわざわざ埼玉まで見に来て良かった。この体験は宝物です。
2023年109本目
