前作のプロットはそのままに、舞台を関西へ移した第二弾。
新しさこそ無いけれど、軸がブレないからこそ安定した面白さがあった。
ところ変わればご当地ネタも変わる訳で、この万能な設定こそ最大の武器だなと思った。
その県に縁のある人からすればわかるー！だし、県外の人からすればへぇ！となる内容が満載だった。
何より、客観的に自分の故郷を観ることでこれまで気づくことのなかった魅力を発見できる側面もあるのかもと思った。
地域活性に一役買ったこれほどの映画は他にないとすら感じる。
あと、地元ネタ以外にも、地味に夫婦共演してる愛之助とか、千葉解放戦線の件とか、メタ的な要素で爆笑できるシーンも多かったなと。
ちなみに翔んで埼玉自体は月曜から夜ふかしで広まった気がしてるんだけど、映画はフジテレビで制作してるのがずっと不思議に思ってる。
