ケータイ大喜利のレジェンド、オードリーのANNはじめ、ネタが強い深夜ラジオのハガキ職人として当時のリスナーの肩を震わせ続けたレジェンドの映画。
ツチヤタカユキの人となりと、消息は若林のフリートークでしか知ることはなく、原作小説は未読。
若林から語られるツチヤタカユキ像は、不器用で、笑いの事しか考えていないカイブツだった。リアルか、フィクションか置いておいて、多かれ少なかれ映画のような生き辛さがあったのだろう。
若さ故の過ち、天才の苦悩…凡人が思いつくフレーズに当てはめることは簡単だが、器用に生きれるようになった、何者にも成れなかったオジサンの胸をグリグリエグる作品だった。
劇中では修学旅行に行っていないという話だったは、若林から語られたツチヤタカユキの修学旅行の話が腹を抱えて笑った記憶。