笑いのカイブツのmikiのネタバレレビュー・内容・結末

本当にカイブツだった。
ツチヤからみた世界、終始自分生きづらいんちゃうん？となる、ただこんなにも自分を曲げない己だけを信じる芯の強さ、迎合しない忖度しないツチヤ、すごい。
そして岡山さんの生きづらそうな演技、お笑いに取り憑かれた様がすごい。

ツチヤが言葉にしない言葉にできない感情でなぜそんな行動を？みたいなの、正直むちゃくちゃ分かった、、子供みたいに癇癪おこしてやぁだやぁだって仲野太賀に訴えかけてたの他人事じゃなかったな全然。

常々思っているいや思うことすらもおこがましいのですが、お笑いの世界って本当に壮絶で軽々しく語れないなとより一層、、

居酒屋のシーン、ミカコに恋人がいるってなった時にプツッといったんだろうな、いやもはやプツッていく箇所何度もあったけど、トドメという感じか、ずっとカイブツだった人間が限界を迎えたというか

色んな面白いことどれも正解じゃなくてでも己の笑いを考えて考えて、
でも行き着くところは無くて。世界中にあるワークを解き終えることがないように、幾ら好きなことでも知りたいことでも一生終わりは無い。
人生は地獄。

でもきっとツチヤに光が当たる日がくると思ってます。

ピンク役の菅田将暉、おそらく上映時間的には短かっただろうけど、とんでもない存在感だな、、、

生まれてこのかた迎合しまくりの私が大学1年生で見てたらきっと学生時代の過ごし方、今後の人生変わったんだろうなぁ、取り憑かれたように狂ったように物事に取り組むツチヤが死ぬほど羨ましい。

また見たい。