自分がそこに立つ理由。
誰かの上に成り立っているということ。
誰かの想いを重ねること。
過去の集積として、現在を感じること。
未来を引き込むこと。
生きざまをぶちまけること。
新たな常識はいつだって
ど素人が連れてくるということ。
恵まれた体格も才能もなくたって、
誰かと比較されて惨めだって、
目の前に立ちはだかる敵に
絶望してしまいそうになったって、
怖くても辛くてもキツくても
心臓がバクバクでも、
ハッタリでいいから、
虚勢を張ることだって
立派なひとすじの生きる道、
その第一歩だということ。
スペシャルじゃなくても、
ノーマルを磨き込んだ先に、
誰かと想いが何層にも重なったその先に、
等身大の平凡な高校生たちの必然と奇跡が待っている。