このレビューはネタバレを含みます
声優が総入れ替えで、更に3D描画なので子供の頃に見てたスラムダンクとは全く違った。が、凄く良かった！
この映画の広報担当はもっと宣伝方法を勉強してほしい。公開直前で軽く炎上するような情報出しは宣伝下手であるし広報として失敗だと思ってる。
本編は凄く良かった。スラムダンクの読者なら誰しもが一度は「山王戦…アニメか映画で見たい」を実現してくれたことに拍手！
ここでありがちな委員会なら「今の若い世代にも伝わるように最初からやりましょうよ！」なんて眠たいことを言い出しそうだが、往年のファンが見たがっていた山王戦を映画にしたことに拍手！！ これで良いのよ。
アニメだと試合中の歓声が凄かったりするが、今作はあそこまでではない。むしろあの会場にいる人間の歓声ならこれぐらいだろうなというリアル感も帯びてる。
必要最低限のSE、試合ラスト1分は見ていて心拍数がリアルに激しくなった。オチが分かってるのにここまでさせるのは凄い。
名シーンや名台詞の数々、宣伝下手のせいで期待値が下がっていただけに凄く良かった。
正直言うとりょーちんの回想が多すぎた感もある。試合ラスト1分からは試合だけ見せてほしかったが、今作の主人公はりょーちんだからしょうがない。
海外行ったのかよー！！とファンが喜ぶアフターストーリーもあって良かった。
スターウォーズ形式で、この後に桜木がバスケを始める映画を作って欲しい！
