爆泣きィ！！最高エンターテイメントここにあり
バスケのルールが分かる＝スラムダンクをよく理解できるっていう一点だけで、中学の頃バスケ部でよかったと心底思った。下手くそだったからしんどい思い出のほうが多いけど、私、バスケやっててよかったよぉ。。
なんか、キャラクター一人ひとりが実在する生身の人間のように感じられたな。みんなそれぞれ思いを持って、悩みや辛さも抱えながら、生きて、試合に臨んでいるんだと。ドキュメンタリーを見ているような共感、没入感というか。
もちろん3Dアニメの技術もすごくて、リアルなバスケの試合を見ているような臨場感だった。試合の最後の方なんて、みんなに私の心臓の音聞こえてんじゃねえか？？ってくらい心臓バクバクしてたからね。
なにかに夢中になってる人、尊〜！！私も何かに全力で打ち込みてぇ〜！！と燃えたぎるような気持ちになったけど、その何かってなんだろうな。毎日筋トレとかしてぇ〜なんて、1000%やらないのに思っちゃったよね。でも、スポーツに打ち込むようなわかりやすい形ではないにせよ、少なくとも私、毎日ベストを尽くして生きてるかも。ていうかみんな、それぞれのベストを尽くして生きてるんだと思う。自分が今日できたことが、自分のベストだからねぇ。って、こういう考え方をしちゃう時点で私はやっぱり体育会系とは相容れないんだろう。。
あと、こういうスポーツ漫画とかバトル漫画を読んだとき、どうしても男性キャラの方に感情移入して、私もこんなふうに強くなりてぇ〜って思っちゃうんだけど、男性をうまくエンパワメントする最高の女性になるっていう発想もあるなぁと、アヤコちゃんを見てて思った。そんなふうに思えるようになったってところに、自分の変化を感じるな〜。女性性との付き合い方ね。
冒頭の鉛筆画の湘北5人が歩き出すシーンとエンディングの歌がかっこよすぎてしびれちゃった
いい映画を観て最高の気分になって、音楽聴きながら気持ちよく車を運転して帰って、おいしいご飯を食べて、あったかくして寝る。そんな今日が本当に幸せである。人生これでいいのである。
そして今年の年末年始は実家で埃を被っているスラムダンクを読み返すのである。
2022/062
