このレビューはネタバレを含みます
「信じてみたかったんです、この世界を。正しいことを正しいと言えば、わかってくれる人がいると」
これまでの2時間は、このたった一言のためにあった!と思える、素晴らしいシーン。パンチラインは、それまでのス>>続きを読む
ズドーンとした重みが身体に残り、しばらく何も言葉が出てこない。名作と呼ばれる作品の共通点だと思う。本作も、3時間という長さも相まって、余韻の重さが凄かった。
印字された一つ一つの名前が自分と全く同じ>>続きを読む
細かいことは気にしない(できない)タイプだから普通に感動して泣きました
私にとってこの映画は、内容以上に「いつ誰と観たか」という点でとても印象に残る大切な作品になったし、泣けたのもその影響が大きいだ>>続きを読む
子供たちだけで放置するなんてことが、なぜできる?とお母さんの倫理観を心底疑問に思ったが、お母さん個人にその罪が還元できるかと言えば、決してそうではないんだろう。そういう価値観を形成した家庭環境や社会の>>続きを読む
ん〜〜あまりハマれなかった……佳純のバックグラウンドや心情を筆頭にいろいろな情報が断片的にしか、あるいはほとんど描かれていなくて感情移入しづらかったのが要因かも
佳純が彼氏に直接連絡しない意味が全然わ>>続きを読む
映画館で過去イチ笑ってしまった。謎のツボに入って、笑えるシーンが終わったあとも声にならない笑いが止まらなかった。そんなに笑ってる自分がおかしくてまた笑う、という、友達と爆笑ループに入っちゃった高校生の>>続きを読む
めちゃくちゃ大事なことを描いている作品だった。監督ありがとう。
「2020年、この日本で起きていた、本当のこと。彼女はきっと、あなたのそばにいた。」
本当にそうで、今日も渋谷を歩いていた私の近くには>>続きを読む
なぜか全然入り込めなかった悲しい。
幸夫が変わった感じがあんまり伝わってこなかった。自分に対する腹の底からの絶望を、嫌悪を、もっと直接的に描いてほしかった。過呼吸で息ができなくなるくらいに泣き喚いてほ>>続きを読む
とにかくキャストが魅力的だった。主要キャストのこと、みんな好きになってしまいました。後からユウタとコウの役の二人がファッションモデルだと知り、納得。雰囲気あったもんなあ。
人物描写がめちゃくちゃリア>>続きを読む
食らいました。3時間、あっという間でした。
誰もがタイタニックと聞けばイメージする有名なシーン、圧倒的な美しさにわけもなく涙が出た。海と空と陽の美しさ、世界は私たちのものだ!と言わんばかりの無敵感を>>続きを読む
演技のうまい俳優さん揃いで物語に入り込めた。
ちょうどこの映画を観る直前、学生時代の知人のSNSを見ていて、「私は一体、この人の何を知っていたんだろう? この人は一体、何者だったのだろう?」なんて考>>続きを読む
泣ける映画を観たくて観たら、ちゃんと泣かせてもらえました感謝
劇中で高校生の優子ちゃんが弾いてた『2つのアラベスク』すごく好きだー。映画を通じて音楽と出会うのっていいよなぁ。自分が普段全く聴かないジ>>続きを読む
めちゃくちゃいい映画じゃないか…
キービジュアルから想像してた雰囲気と全然違った。そして天使のビジュアルも想像と全然違った。笑
彼女が自分をまっすぐ愛してくれる世界線からそうでない世界線に戻ってきた>>続きを読む
とにかく河合優実がかわいい映画。
自分が何に怒ってるのかもわからないまま怒りをぶちまけるカナちゃん、見ていてしんどかったな〜〜!喧嘩にもならないほど余裕のある年上彼氏ならまだしも、すぐカッとなっちゃ>>続きを読む
「生老病死」の「老」の苦しみを存分に味わえる作品。認知症を患う主人公の目線でその日常を追体験することで、その苦しみをめちゃくちゃリアルに予習できた。
自分の見ている世界が、他の人たちとどうしようもな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
キービジュアルから想像していた内容といい意味で全然違った。なんて重厚な物語。これは名作と呼ばれていい作品なのではないか……
Filmarksで他の人の感想を読んでいると、「サムの息子が加害者側だと知>>続きを読む
前半の主人公が痛々しいというよりも腹立たしくてしんどかった。どうやら私には「どんなにネガティブな出来事があっても、それは周囲の人、特に見ず知らずの人に当たり散らしていい理由にはならない」という強い価値>>続きを読む
めちゃくちゃよかったああ…
ずっと 泣いてた
苦しいこともたくさんあるけど、やっぱり人生ってすばらしい
なんだか本当にそう思えたよ
愚直という言葉がよく似合うリュトのまっすぐさが眩しくて愛しくて。そ>>続きを読む
最高の映画でした
光の描写の美しさが印象的だった。『リリイ・シュシュのすべて』を彷彿とさせる幻想的な美しさ。凍った湖で3人で戯れるシーンを筆頭に、美しくて微笑ましいシーンがたくさんあって、思わず笑みが>>続きを読む
映画祭でたまたま視聴。短編映画って全然観ないけど、引き込まれた!
気球でスパイってさすがにギャグですか?と思ったけど、実際にあったんだ…しかも去年。でも本来はさすがに無人だよね?
最近洋画を観てい>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった〜!
普通にエンタメとして面白いのに加え、社会問題にも切り込んでいるのが推せるポイントであった。
資本の原理で最適化された快適で便利な世界は、果たしてユートピアなのかディストピ>>続きを読む
さいこ〜な映画だ
北村匠海をラスト10分で登場させる贅沢使い、でも確かにあの役は名もなき俳優ではなく北村匠海がやって然るべき役だ
私は「自分が絶対正しい」という立場に立って干渉してくる人が苦手なので>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった……岩井俊二の映画は世界観に酔うのが醍醐味だと思っていたけど、この作品は普通にストーリーが面白くてあっという間の2時間だった。
一目惚れのきっかけが何であったにせよ、それはやは>>続きを読む
清原果耶ちゃんが激可愛いんだけどそれ以上にジミー少年(18)が可愛い映画
18歳と36歳を見事に演じ分けていて素晴らしかった、それにしてもカタコトの日本語ってどうしてあんなに可愛いんだ?!
台南行き>>続きを読む
みんな綾野剛にメロメロになる映画。
ヤクザのような怖いイメージがある人は、ちょっとチャーミングな一面を見せるだけで好感度爆上がり…ギャップの持つ力ってすごいな〜
それにしても綾野剛、ヤクザが板につきす>>続きを読む
今年ベスト映画確定です。リバイバル上映に大感謝、ポレポレ東中野ありがとう!!
アドラーは「人間が最も求めているのは所属感で、所属感を得るには、共同体へのコミットが必要だ」と言った。中村哲さんはまさに>>続きを読む
最高〜〜〜!
ヨシ、映画観るぞ!という気負いが一切いらず、ぬるっと観始めてぬるっと見終われる気軽さが今の自分にはとても有り難かった
バカリズムの芸風がそのままドラマ化したような、淡々としつつクスッ>>続きを読む
めちゃくちゃよかった、内省が好きだったり人の心理に興味があったりする人には超〜刺さると思う、決して子供向けの映画とあなどるべからず!(ちなみに私はたくさん泣きました)
自分の中で湧き上がってくるどん>>続きを読む
この映画を見た日、私のなかで大沢たかおは死にました。そう思えるくらい、あまりに王騎だった。エンドロールで流れる写真を見ながら、完全に故人を偲ぶ気持ちに浸っていた。だからこそ、「人の一生の重み」をズンと>>続きを読む
ンン〜、いい映画だった!(以上!)ってなるこの感じ、『コーダ あいのうた』や『グリーンブック』を観たときと同じ感じだ。テーマ的には自分に刺さりそうだったんだけど…
ところどころ、「これは(私の)K点を>>続きを読む
実は物心ついてからちゃんと観ていなかった。昔観てエボシ=悪い人というイメージがうっすらあったけど、今観たらみんなそれぞれに正義があって、誰が絶対的に良いとか悪いとか言えないよなあって。正義の反対は悪で>>続きを読む
藤野ちゃんのスキップのシーン、めっちゃよかったなぁ。
とてもよかったし泣きもしたけど、私はとにかく自己投影して作品を楽しむタイプなので、本作には自分を投影できる対象がいなくて、「いい作品だな!」で終>>続きを読む
久々の今泉作品だったので、そういえばこういう感じだったな、今泉作品!となった。会話劇。
元彼に浮気されてしぬほど傷ついてから不倫を容認できない体質になったので、大好きな若葉竜也に心のなかでバチバチに>>続きを読む
ぶっ刺さって死にました。観たタイミングもあるんだけど。『窓辺にて』を目当てに名画座二本立てに乗り込んだため、この作品はノーマークだったけど、窓辺にてよりもこっちがクリティカルヒットしてしまった。そして>>続きを読む
原作ファンだから恐る恐る観たけど恐れていたよりは大丈夫だった、キャストは結構はまっていたと思う!槇生ちゃんにはもう少し狼感が欲しかったけど、、!
原作は「孤独と個人の尊厳の話」だと感じたけど、映画で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
たらふくタイ料理食べて、ビールも飲んだあとにレイトショーで観る映画ではなかった。冒頭の長回しで「これはヤベ〜!」と察し、案の定15分くらい意識飛んでしまった。
そして完全に置き去りにされて映画が終わ>>続きを読む