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アステロイド・シティのnanaのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
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「劇作家が書いた物語を俳優たちが演じる様を、司会者の進行つきでテレビ中継する」ところを観客が観る、という複雑な構成になっている今作。
劇作家を演じるのはエドワード・ノートン。
物語を全て理解し追うことはできなくても、ただ映画館の椅子に座り、ただ目の前の画面で起きていることに身を任せるのも楽しいです。
写真展が開かれるほど、今やウェス・アンダーソンの画作りは唯一無二のアイコン。

いろんなことが起こりますが、これはひとつの家族が喪失から再び歩きだす物語。
おませな娘3人が可愛い。

作品を重ねるごとに大所帯になっているような、豪華俳優陣の顔ぶれを見ているだけでも「次は誰が出てくる?」とわくわくします。
スカーレット・ヨハンソンは真顔が映える。
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