ここのレビューを見て、まさか私は寝ないだろうと思ってたのに、しっかり寝ました。
それもこれも、モノクロの映像、彩度は高いけど明度低めの映像、抑揚のないセリフなど、いくつか睡魔の原因は挙げられるけど、それがどれもウェス・アンダーソン作品の魅力でもあり、美術が素晴らしいのはもういうまでもない。
まず舞台を見させられているという設定から、核実験や宇宙人など、ものすごく邪悪なものをポップ感強めにしたメタファーが多く、そのメッセージを私は一度見ただけでは理解しきれませんでした。解説付きで鑑賞したい。
生徒が作ったウエスタンソングと、踊るマヤ・ホークのシーンが最高で、マヤ・ホークの出演シーンをもっと増やして欲しい。
逆にマーゴット・ロビーの出演シーンは一瞬で、贅沢な使われ方なのがすごく良かった。格を感じる。
