アステロイド・シティのWatakoのネタバレレビュー・内容・結末

劇の裏側を見せる番組から劇の裏側に入り、劇の裏側から劇に入り、また裏側に戻り、また番組に戻り、シュールな世界が入れ子になって出たり入ったりする、起きてる出来事もみんなふわふわしてて、監督や役者の世界で彼らが考えているイマジネーションを映像やセリフに散りばめて、芸術的感覚の大脳新皮質で描いた映像という感じでした。

最初ほとんど音や音楽がなくて、そういう観点からすると映画感は無く、リアルに進むのかと思ったら、展開は変、ねじれてもっていかれる感じでした。

生きていて悟ることは曖昧で不思議な体験からくることもある、ということなのかも知れません。