クリントイーストウッド監督による全編日本語の戦争映画。全員が日本人なので日本語に違和感がないところだけでもまず素晴らしい。細部までよくこだわっている。最初の強襲などはとても派手だったしCGだとしても違和感が感じられないのでまるで本物みたいだ。どう撮ったのだろう。映像だけでもものすごく迫力がある。残忍さグロテスクさは個人的にはちょうどいい。苦手ではあるがこの内容でそれが無いなんておかしいし。観たいか観たくないかで言えば正直になりこの映画も観たくないと言いたいけれど教養のために観るべき映画のひとつだと思う。そんなところはイーストウッド監督らしい。