このレビューはネタバレを含みます
リニューアル後の新文芸坐にて。
伊坂幸太郎の死神の精度で触れられていてずっと気になっていた作品。
死神はCDショップに、天使は図書館に。
自分でも分からないタイミングで涙が出てきた。
電車のシーンとポツダム広場のシーン。
あとライブの場面が印象的だった。ここ数年ライブハウスに行ってないし、素面だったのに浮遊感。
そういえばグッバイレーニンとちょうど同じ時代なのか。
あと、語り手のおじいさんが図書館で読んでいた本の表紙に『舞踏会へ向かう三人の農夫』!!
アウグスト・ザンダーの作品集だった…?
前から2列目、厳しいかな…?と思ったら空中ブランコを見上げる目線とリンクして没入感。
音響も椅子も最高…
死神の精度シリーズ読み返す。