土偶

ドーナツキングの土偶のレビュー・感想・評価

ドーナツキング(2020年製作の映画)
4.0
カリフォルニア州のドーナツ屋のかなりの数がアジア系経営になるのにこの人物の立身出世を忘れちゃいかんだろ?と作られたような映画。
カンボジア難民としてアメリカに渡ったテッドおじさんのジェットコースター半生を、同じドーナツ屋さんのカンボジア難民第一世代とその子どもたちの証言で綴る。
(いとこと幼馴染は中国語=標準語で話してたな)

大手ドーナツチェーンで修行した後に独立してそのシェアを食い潰していく過程と、カンボジア難民には身内のごとくどんどん自分のノウハウを広めていく人情くささが両立していたというのがとにかく興味深い。

内戦前のカンボジアの曲と思われるポップスが1曲入ってたのかな…。この映画は関係ないけどテッドおじさんが若い頃耳にしてたのでは?の「カンボジアの失われたロックンロール」も見てみたい。
土偶

土偶