観ました…とんでもない作品だった😨
純粋で残酷な子供達が「力」を手にしてしまったら?
今まで感じたことのない種類の恐怖に、息ができないぐらいの緊張感で苦しかったです🫨
猫好きにはオススメできませんが(私もかなりダメージを受けました😭)、不穏な映画好きには是非観てほしいです。本当に怖い!
どうやらこれは大友克洋先生の『童夢』にインスピレーションを受けているとのこと、お恥ずかしながらまだ未読なので、早速読みたいと思います。
※ここから少し内容に触れますので、まだ観ておられない方はご注意下さい🙏
主人公の女の子の持つ残酷性は、あれぐらいの年齢の時に周りにアリを潰したりミミズをちぎったりカエルを破裂させたりする子、いたなあとトラウマを思い出していたので、一定数の子ども達にあるようなものなのかなという感じがしましたが、男の子のほうは複雑な家庭環境の影響もあるのか一線を超えた残虐性があって序盤からゾッとしました。
しかしそんな一面を見てちょっと怖いなとか変だなと思いながらも次の日にはまた一緒に遊んじゃう感じが子どもらしくてリアルだし上手いなと思いました。
また、親が自分の言ったことを信じてくれなかったりする描写もあって、こんな恐ろしいことが起きているのに親に話せない・大人が蚊帳の外という展開の説得力も感じられて、そういう細かな部分が上手かったです。
そこまでセリフや説明的なものもなく、不思議な出来事が起こるのになぜか何が起きているのかわかるのも演出の凄さなのでしょうか。
とにかくすごく嫌〜な怖い作品でしたが、とてつもなく面白かったです。