KIMプラモスキー

イノセンツのKIMプラモスキーのネタバレレビュー・内容・結末

イノセンツ(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

すみません、ちょっと冒頭爆睡。

北欧版童夢といわれてますが、それだけではない面白さがありました。

猫ちゃんが不憫な事になるので、そこだけは忠告させてください。


とにかく全編不穏な空気と音楽。
劇場の音響で観て欲しい。

子供で有る事。
そしてなんらかのギフテッドである事。
力を持つ条件が明確。
そして力のバリエーションがあって、驚きました。物理だけでなく、精神攻撃、そして周りを容赦なく巻き込む。

邪悪。無垢な故に。

親の愛が空回り。

CGや火薬で描く「魔女」もいいけど、知恵と演出で魅せるこちらも大変魅力的でした。

子役はとにかくお見事。
キャスティングも含めて、素晴らしい映画でした。
確かに「童夢」なのですが、それだけで片付けてしまうのはあまりにもったいない作品でした。
 
もっかい行くかも。