ペドロ・アルモドバル監督のかつての作品を思い出させる作品でした。そして主演はペネロペ・クルス。何度も出ているとは言えとても感慨深い作品となりました。「オール・アバウト・バイ・マザー」を久し振りに観たくなりました。
子どもが大切でとてもとても愛しいという思いを感じました。どうして監督は女性の気持ちが分かるのかやはり不思議です。ペネロペ・クルスは40歳前の役をなんの違和感もなく演じていたし、アナ役のミレナ・スミットはフレッシュだけれどしっかりとした演技をしていてとても安心して観ていられました。そしてジャニス(ペネロペ・クルス)の恋人？アルトゥロ(イスラエル・エレハルデ)はとても魅力的なお方でした。不倫はダメですけれども。彼のほかの作品も観てみたいです。エレナ役のロッシ・デ・パルマもとてもパンチがあってよかったです(๑•̀ㅂ•́)و✧
話の筋としてはアルトゥロやアナとこれからどうなっていくのだろうととても気になったまま終わってしまって消化不良です。スペイン内線問題はスペインで生まれ育っている限り切っても切れない大事でしょうけれど、主題が分散してしまって繋がっているようで繋がっていないのではと感じてしまいました。
