昨年末鑑賞。
無事、アカデミー賞でもノミネートされてホッとひと息。
それくらい心にグサグサ刺さった。
マラドーナがナポリに移籍してきたその怒涛のナポリの一夏から描かれる青春、そして人生を大きく突き動かす青年期へと駆け出す迄を描いた本作。
誰にでもある出会いや別れ。
自分は何者かともがく、その葛藤。
淡い恋、そしてリビドー。
南イタリアの陽光を沢山浴びて主人公と時間を共有しているかのような錯覚すら覚える物語。
多くを語らなくてもいい。
見てほしい。
そして、夏のあの痛いくらいの陽光が待ち遠しくなる。