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死刑にいたる病のtofuのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
2.0
20人以上の男女を猟奇的手段で拷問および殺害した犯人より手紙を受けとる青年。手紙には『立件された1件だけは無実だ。そこだけを調査し冤罪を払拭してほしい』と。駆り立てられた主人公が調べてゆくうちに恐るべき真実が浮き彫りになるのだが─

珍しく邦画を劇場鑑賞。
だが…普通、いやつまらん。
物語にあまり緩急が無く、この手のミステリーでは外せない"驚き"が非常に少ない。殺人犯サダヲの巧みな話術がキモとなるのだろうが、ちょっと強引すぎか。
人間そこまでバカじゃねぇだろと。

まぁ1番酷いのはキーパーソンの配役とそのクソ大根演技😅まぁ酷い、相当に酷い。名もなきモブキャラ(脇役)や被害者の演技のほうが主要級よりも際立ってる。サダヲ氏はさておき…他がマジで酷い。マー君が自閉的な性格という設定だから仕方ないのかも知れんがセリフが聞き取り辛いのもダメ。劇場にも関わらずギリギリ聞こえるレベルってどうなん?これ自宅だと絶対に聞こえないやつ。邦画の悪いところ出てたなー。

またそのサダヲ氏のサイコパス演技も…うーん💦ワザとらしさが凄い💩
映画を観る前から『阿部サダヲがサイコパス(善の顔と悪の顔)を演じたらこうなるかな?』と予想したがまんまその通りで驚きがない。

ある事案についてのミスリードを誘う演出も過剰だし、さすがに警察をバカにしすぎ。

なんだか平成初期のステレオタイプを盛り込んだ2時間TVドラマって感じ😭
グロさも大したことないし『凶悪』のような意地の悪い演出も無くて綺麗な絵面ばかりで拍子抜けすら。
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