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死刑にいたる病のめるのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.1
友達に誘われて木曜日の仕事終わりに友達と映画館に直行。普段は邦画を映画館で観ないので良い機会になった。

閉塞感で息が詰まりそうとはこのことか。
面会所、曇り空、狭い家。雨。

阿部サダヲさんは名前と顔しか知らず演技を見たのは初めてかも。コメディ顔だから昔はコメディアンだと思っていたけど、こんな役も出来るんですね。

ストーリーは予想から大きく外れたりしなかったけど、榛村が人の気持ちを読む能力はなかなかの驚きだった。
花びらかと思っていたアレは実は……

痛いところは目を細めて見てた。
こういう地味に痛ぶらせるのはホント無理〜。全く慣れない。

みんなちょっとずつ可哀想な境遇を抱えている普通でない人ばかり。主人公も理由はあれど道を踏み外しかけてたからヒヤヒヤした。

でも、女の子が一番恐い。あの子は正気じゃないと思う。

傍聴席にいた金髪の男性(2回くらい出てきた)は現実にああいう場でネタを仕入れてコントをする芸人さんだと聞いて、現実とリンクした上手い小ネタを挟んでいたんだなと知りました。
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