死刑にいたる病のKrenaのネタバレレビュー・内容・結末

シリアルキラーがシリアルキラー過ぎて、ここまで人って簡単に信じ込むのか？と思いつつ、雅也と大和の面会時のガラス越しに顔が重なるシーンにゾッとする。

そうはなるかと思いつつ、自分自身も大和の手のひらで転がされて居たし(ストーリー的にそう持っていってるんだけど)、いとも簡単にみんなが大和の暇つぶしに巻き込まれていく様が怖い。

雅也が大和にどんどんのめり込んでいくのと 同時に、雅也の周りに対する今までと違った横暴な自信から来る態度も、｢あぁこういう人いるよね、自分の周りが特殊な人だからって急に強くなっちゃう人…｣と思いつつゾッとしたし、最後のシーンは本当に背中にゾワッと寒気を感じた。

阿部サダヲの眼の演技、脳裏に焼き付いてしまうほどすごい。