あぽろ

死刑にいたる病のあぽろのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

教師家庭に生まれるも三流大学に在籍し、自己に劣等感のようなものを持っている雅也。
そんな心を読み取りつつ意のままに動かしていく連続殺人犯の榛村。

主人公が興味本位で過去の事件を捜索し、得た情報と仮説を語らせ、それを榛村に肯定されることでより事件の深みへとハマっていく主人公。

さてここからどうなるか。

主人公が榛村の後を継ぐ殺人犯になるのか?
それとも目を覚まして榛村を跳ね除けるのか?

正直、このどっちかのパターンであるあるな話ですよねー、くらいで見ていましたよ。ええ。
最後10分くらいまでは。

正直に言うと、面会室での阿部サダヲの不気味さよりも最後の演技に鳥肌が止まりませんでした。多分あれがなかったら3~3.5くらいのレビューかもしれなかったです…
宮崎優さん、恐ろしいです。そして、最後に分かる榛村の計画の複雑さというか…
伏線を見直すためにももう一度見ようかな…となる作品です。

追記
鑑賞日がたまたまネタバレトークのライブビューイングの日だったので演者さん、監督さんの話も交えながら楽しく見ることが出来ました✌️
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