さききち

死刑にいたる病のさききちのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
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阿部サダヲの何も宿さない眼。底なし沼のような黒目。人たらしの裏に空気のように当然の如く存在する狂った欲望に吐き気がするほど恐怖する。直接の残酷描写と間接(まさかの!)描写に心身が驚きと共感で痛む。

底なし沼のような強烈でともすれば純粋な悪意が恐ろしすぎる。心の暗がりに踏み込み、踏み込まれる。
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