このレビューはネタバレを含みます
EXILE岩田剛典で台無し。かつらも違和感がすごい。素材感が安物っぽい。
そもそも、鬱屈した人間の目をしていない。表情、動き、どれ一つとっても、トラウマを抱えて鬱屈している人間ではない。なぜ、彼をキャスティングしたのか。
正直、阿部サダヲさんのかつらも気になった。ピン芸人の永瀬のよう。ただし、サダヲさんは演技がすごいのでノーカン。
また、主人公の母親役の人も、被虐待児の過去があり、「自分で決められない」という性格で、（自信満々に）「お母さん、自分で決められないから」と息子に助けを求めているが、普通、そんなキャラクターなら自信満々にそんなこと自称しないし、目に力がこもりすぎ。
もっと、根本的に、人物の感情、人間性にあったキャスティングをしたほうが良かったと思いました。
また、オチも想像できてしまって、残念でした。
