コミナミ

死刑にいたる病のコミナミのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.9
劇場で観られなかったけどNetflixにあった!

ハラハラドキドキする脚本!
色々な要素が繋がっていき、揺さぶられたし、楽しめました!特に後半の加速具合が凄かったです。

とにかく阿部サダヲが頭おかしい映画!
特に命が宿ってない目が怖かった。夢に出てきそう…

そして、大学生クンも徐々に目がバキバキになっていき、元に戻れない沼にどんどん沈んでいってる感が伝わってきました。目の演技がすげぇなと思いました。

一方で、度々登場する面会室のシーンで、ガラスの反射をかなり効果的に利用してるなぁと思った分、最後の面会室のシーンの演出が直接的すぎてなんだかなぁとも感じました。

想像するだけで痛そうな描写が多くて、これだけでもかなり観る人を選ぶよなぁ。
これ全然PG-12じゃないでしょ
精神的にもくるものがあるし…

鑑賞後に何かを深く考えさせられるということでもなく、ただただ阿部サダヲがやべぇという感想に帰結するのもなぁと個人的には思います。

ってかね、こういう頭イカれ系殺人犯は「冷たい熱帯魚」のでんでんがぶっちぎりやべぇやつを演じてたのよ。それと比較して阿部サダヲは若干インパクト弱く感じてしまいました。でんでんがやべぇ。
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