死刑にいたる病のBoschのレビュー・感想・評価

今や日本トップクラスの白石監督作品だけに、濃厚なサスペンスドラマに仕上がっている。

存在感のある死刑囚、真実を追う青年…徐々に真相がわかる展開はミステリーとしても楽しめる。　

狭い面会室でのやり取りは凝ったカメラワークもあって見応えがある。
ラストまでミステリーとしても堪能できるし、そこに至ってタイトルの真の意味がわかる。

ただし、さすがに２時間超えは少し長いし、どうしてもホラー出身監督ゆえのグロいシーンが鼻につくのは残念。