このレビューはネタバレを含みます
前半は窪田正孝が主人公かと思っていたけど、妻夫木聡だった。
全部を知らずに愛していくってすごく大きな愛だなあって思うから、安藤さくらの、「分かってから思ったことだけど全部知らなくてよかった」っていうの、良かった。
清野菜名の立場は辛いなって思った。戸籍を売るときに思いとどまってもらえなかったって、その人の人生にとって要らないって言われている気持ちになる。それ以上に本人の人生はつらい人生だったんだろうなあ、、、
生まれながらの、自分ではどうにもできないルーツの部分に苦しむっていうのが、「自分の人生が自分だけのものではない」っていう表現に繋がっているのかなあ?
終わり方が、予想と違う展開だったけど、良かった。