『A Man』
去年の日本アカデミー賞最優秀作品賞だったので、見てみたかった作品の一つ。
設定の「ある男」探しは面白かったし、俳優陣の演技力に魅了されてよかったのだが、何を結局いいたいのか、原作者の押し付けに気分は良くなかった。
離婚し、実家にも戻っていた里枝は、そこで知り合った「ある男」と再婚する。3年9ヶ月が過ぎ、家族も増え平穏に暮らしていた矢先、その夫が事故で死亡。谷口と名乗っていたが、実際は谷口でなかったことが死亡してから分かる。では一体誰なのか。それを担当弁護士が追求していく。
原作者の人が京大ということで納得したのもあったが、ご自身の思想の偏った押し付けが酷いなと思った。
どっちが差別しているのだろうと考えさせられた。
反対に洗脳させたいのかな？古いよ。
今だに加害者意識を私達に植え付けないと気が済まないのかな。
