このレビューはネタバレを含みます
お、面白かった！！！
ふわっとした邦画だと思ってたけどしっかりしたミステリーが始まって惹きつけられた
社会風刺もふんだんに盛り込まれていて、かなりこちらに問いかけてくる作品だった
個人的には家族を持つことへの希望を感じた。亡くなった夫と血のつながった子がいること。血がつながってなくても夫からの愛情を十分に受け取った子がいること。もちろん家族であることが時には呪縛になってしまうこともあるが、素敵な思い出として家族の誰かの心に残り続けることもあるんだ、という希望を信じたいと思った。父からの呪縛を断ち切って、息子に祝福を与えられていた描写、めちゃめちゃ救いだった。日本語下手すぎてどうしよう。伝わります？
最後のシーンはとても秀逸！「考察・ご歓談、ドゾ」という感じで震えた。これ試写会とかでみんなの反応ニヤニヤしながら見るの気持ちよさそう。
その他まばらに思ったことたちを箇条書きで。↓
・安藤サクラさんはどんな役でもできるね。最高。
・コメディじゃない妻夫木聡さん、最初面白かったけどなんだかハマり役だった
・花ちゃん可愛すぎるだろ
・面白い邦画にはいるんだよね、仲野太賀さんが！！でも顔一生覚えられない、けっこう出てる作品見てるのにwww
・柄本明さんの快演。美濃部幹事長ー！！！（この前半沢直樹見た）
・「お父さんは自分が父親にして欲しかったことを僕にしてくれたんだと思う」のセリフ、中学生がそんな真理に気づくわけねーだろとは思ったけど、まぁ泣いたよね。
