懸賞金目当てで指名手配犯を探しに行くと言ったきり帰ってこなくなった父親を探して娘が父親の職場に行ったら指名手配犯が父親を名乗って働いてて...という話。
とんでもないパワーのある映画でラストはあんぐり開いた口が塞がらなかった。
助監督だったからか、オープニングが母なる証明に近いものがあり初っぱなから不穏。
メイン三人ももちろん、全員の演技や見せ方がめちゃくちゃよすぎて脱帽。仏とか大鉄をやってた佐藤二朗さんとは思えない。
犯人役の清水尋也さんの目がすんげー。
視点となる人物が代わるごとにジャンルが全く違うものになっていくのも面白いし、
これってこういう意味なのかなーと考えさせられる細かい描写も多くてあれこれ考察しちゃう。
現実に起きた事件が何個かモチーフになってるから観る人によってはキツい思いをされる方もいそうですが、個人的に色んなこと考えさせられてし感情揺さぶられ過ぎてすんげーよかった。ここ最近観た映画の中でも一番よかったんじゃないかってくらいよかった。
もっとたくさんの映画館でやってほしい。
あと娘役の伊東蒼さん、空白で轢かれちゃってた子やんけ!空白でもそうでしたが若いのに凄まじい演技をされる女優さんだと思いました。
他の作品も観たい!