日雇いの少ない稼ぎながらも仲睦まじく暮らす親子。ある日父が、指名手配犯を見つけた、捕まえたら懸賞金貰えると言いどこかに消えてしまった。残された娘は数少ない手掛かりから父を“さがす”話。
「岬の兄妹」がかなりインパクト強くてこれも重そうだなと思ったら案の定重かったです。今回のテーマは安楽死。周りに当事者が居ないため私は何とも言えませんが、あの奥さんのツイートは胸が引き裂かれそうになりました。あとクーラーボックスのプレモルもやるせなかったです。
そして後半の展開や、様々なメタファーを散りばめる画作りは、ポン・ジュノ監督の影響なのかなと思いました。邦画の重い映画って大体じっくりゆっくり丁寧に話進むイメージですが、今作はテンポよく重い(?)ので比較的見やすいです。
ただ女性の裸体をあんなに出すのはよく意味が分からないし必要無いのではと思ってしまいました。