「岬の兄妹」等の片山慎三 監督作品
原田智(佐藤二朗)は情緒不安定なところがありスーパーで20円の万引きで捕まってしまう
娘の楓(伊藤蒼)が駆け付け謝罪し示談で事なきを得る
帰り道、智は楓に｢電車で300万の懸賞金の掛かった山内照巳という連続殺人犯を見かけた｣とつぶやく
｢あいつを捕まえれば３百万も貰えるんやで。そんな金があったらなあ｣
と夢のようなことをいう智
楓は「そんなの当てにしないで働き」
と相手にしない
その翌日、楓が目を覚ますと、智が失踪していた。。探し回る楓だったが。。
以下ネタバレ
父親が失踪し探していると指名手配の男との接点が浮かび上がってくる
とても面白いミステリー・サスペンス
OPで楓が血相を変えて大阪の街を走っている
やがて父がスーパーで万引きしていたのが分かるのだがそのスーパーに向かっている姿を色々なアングルから撮っていて非常にセンスがありいきなり話に引き込まれた
脚本も素晴らしくまさかの展開に驚愕👀‼️
指名手配犯人は現実に起こった様々な事件を交ぜたキャラの印象
わりと嫌な話をここまでエンターテイメントに出来る監督の手腕が凄い😀
EDの空気卓球🏓
玉が無く打ち合う姿は親子の縁が切れた表現なのか。。
それとも玉が無くても打ち合えるのは切っても切れない縁という意味なのか。。
どちらとも解釈出来て暫く考え込み答えが出なかった🏓
監督、脚本、演者、全てが揃っている良作品☺️
