終局のまとめ方だけ実話ベースの為かヤケにトーンダウン否めず、アレっ？と拍子抜けした感覚え。
しかしそれは三人各々のキャラとチームのカラーを種蒔きしまくる前半から、怒涛の中盤にかけてグイグイ来た結果でもアリ。
カメラワークだって音楽だってかなり良か良かよ。
結局は、やたら劇的なオチを期待してしまうってのは、コチラ観る側が普段からまがい物&創り物ばかりに毒されてる証拠かしらん…？
ラストの情報提供娘の行く末が気になるが、無事な筈はなく…考えただけで恐ろしい。
そこまで展開させると物語は(予算や尺や、しいては脚本力量的に)終始つけられなかったのかな？
2回観れる作品ではないけど。
面白く観れたし。俳優陣のチカラかな？
あと知らなかったおフランス事情ね。驚いた。
で、フランス産作品も多様性あるのだね…
それにしても女性は皆素敵だったし、瞳が良かよ！鼻筋が太めなのもタイプよ！
対して男達もみな押し並べて男臭くてカッコよかったし。
例えばさ、本作なんてA級に程遠くても、オチが締まりがなくても、何というのかな…或る熱っぽさやリアリティが凄い部分がたしかにあってさ。
あんだけ白目が血走って血管浮かして演技してる三人とか観たらさ〜
我が国の生温い演出や演技に携わる方達は恥ずかしく思わないのかな…
